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トップページ社会保険労務士試験情報局ブログ版バックナンバー 2007/01/07
■労働基準法




■労働基準法対策について

最近の社会保険労務士試験の過去問を解いていると、労働基準法と健康保険法の難化が目立ちます。

健康保険法は、条文の細かい個所や通達(行政解釈)からの出題が増えているので、難しく感じますね。

そして、労働基準法は条文の細かい個所、通達からの出題に加え、判例からの出題もここのところ増えてきてます。

受験生の心理からすれば、やはりすべての個所をやっておかないと不安になると思います(自分はそうでした)が、ここは、完璧主義を払拭し、合格点クリアを目指す対策をするのが合格への近道だと思います。

私がある人に以前聞いた話なんですが、その人は「10回の本試験をうけて9回まで100点(10割)をとれるが、1回は50点(5割)しかとれない人は不合格になることがあるが、10回とも70点(7割)とれる人は合格できる。なので、余り試験範囲を広げすぎないことが合格への近道である。」として、社会保険労務士試験の場合、完璧主義をあきらめることも大切だといっていました。

まあ、この話を聞いて「そのとおり」と思ったので、今でも頭に残っています。

しかしながら、労働基準法の判例からの出題の場合、論点を書く問題ではなく、知っていれば正解できるレベルなので、どうしても対策しておきたいと思う方もいるかもしれませんので、おすすめのサイトをご紹介しておきます。

厚生労働省のHPで、「就業規則の変更等に関する判例・裁判例」というページがあるので、テキストの内容を理解し、過去問、問題集をやり込んで「社会保険労務士試験の本番前(←ここ重要です。)」に読んでおくといいと思います。

なお、読む判例は、最高裁判所の判例で「どのような事件で、裁判所はどのように判断したのか」をさっと記憶にとどめておく程度でよいと思います。

興味深いので、じっくり読んでみたい気持ちが湧いてくるかもしれませんが、合格後、社会保険労務士になったときには、実務上の判断基準としてイヤでもじっくり読まなければならなくなりますので、合格するまではじっと我慢しましょう。(笑)

では。

  

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