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トップページ > 過去問研究室(一般常識)> 平成20年一般-第8問(児童手当法) | |||||
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児童手当法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (A)偽りその他不正の手段により児童手当の支給を受けた者(公務員でないものとする。)がある場合、市町村長は、受給額に相当する金額の全部又は一部をその者から徴収することができる。 (B)児童手当法の目的は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することとされている。(一部改正) (C)児童手当の支給を受けている者につき、児童手当の額が増額することとなるに至った場合における児童手当の額の改定は、原則としてその者がその改定後の額につき認定の請求をした日の属する月の翌月から行われる。 (D)厚生年金保険法の規定により厚生年金保険料を負担するとされた事業主から、児童手当法の規定による拠出金その他同法の規定による徴収金を徴収する場合は、厚生年金保険の保険料その他の徴収金の例により行われる。 (E)受給資格者(公務員である者を除く。)は、児童手当の支給を受けようとするときは、その受給資格及び児童手当の額について厚生労働大臣の認定を受けなければならない。
(A)正解 児童手当法14条 偽りその他不正の手段により児童手当の支給を受けた者があるときは、市町村長は、受給額に相当する金額の全部又は一部をその者から徴収することができることになっている。 よって、問題文の記述は正しい。 (B)正解 児童手当法1条 児童手当法は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としている。 よって、問題文の記述が正しい。 (C)正解 児童手当法9条1項 児童手当の支給を受けている者につき、児童手当の額が増額することとなるに至った場合における児童手当の額の改定は、その者がその改定後の額につき認定の請求をした日の属する月の翌月から行うことになっている。 よって、問題文は正しい。 なお、減額することとなるに至った場合における児童手当の額の改定は、その事由が生じた日の属する月の翌月から行うことになっている。(児童手当法9条3項) (D)正解 児童手当法22条1項 児童手当法の規定による拠出金その他児童手当法の規定による徴収金の徴収については、厚生年金保険の保険料その他の徴収金の徴収の例によることとされている。 よって、問題文は正解となる。 (E)誤り 児童手当法7条1項 受給資格者(公務員を除く)は、児童手当の支給を受けようとするときは、その受給資格及び児童手当の額について、住所地の市町村長(特別区の区長を含む。)の認定を受けなければならないことになっている。 よって、「厚生労働大臣の認定を受けなければならない。」とした問題文は誤りとなる。 なお、国家公務員は、所属する各省各庁の長(裁判所にあっては、最高裁判所長官)又はその委任を受けた者の認定、地方公務員は、所属する都道府県若しくは市町村の長又はその委任を受けた者の認定を受けなければならない。(児童手当法17条1項) |
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