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■平成28年国年-第10問(老齢基礎年金の計算)

昭和29年4月8日生まれの男性の年金加入履歴が以下の通りである。この男性が65歳で老齢基礎年金を請求した場合に受給することができる年金額及びその計算式の組合せとして正しいものはどれか。なお、本問において振替加算を考慮する必要はない。また年金額は、平成31年度価額で計算すること。(一部改正)

第1号被保険者期間 180月(全て保険料納付済期間)
第3号被保険者期間 240月
付加保険料納付済期間 36月

計  算  式 年 金 額
(A)780,100円×420月/480月+8,500円 691,087円
(B)780,100円×420月/480月+8,500円 691,088円
(C)780,100円×420月/480月+200円×36月 689,787円
(D)780,100円×420月/480月+200円×36月 689,788円
(E)780,100円×420月/480月+400円×36月 696,987円



■解説

問題文の事例における老齢基礎年金の計算式(法27条)
780,100円×420月÷480月
問題文の事例における付加年金額の計算式(法44条)
200円×36月
端数処理(法17条1項)
50銭未満を切捨て、50銭以上1円未満を1円に切上げ

(A)誤り
付加年金の額を8,500円とした点、端数処理が正しくされてない点から誤りとなる。

(B)誤り
付加年金の額を8,500円とした点から誤りとなる。

(C)誤り
端数処理が正しくされてない点から誤りとなる。

(D)正解
計算方法のとおりで正しい。

(E)誤り
付加年金の額を400円×36月とした点、端数処理が正しくされてない点から誤りとなる。

  

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