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■社会保険労務士試験科目別攻略法(労働者災害補償保険法)




■労働者災害補償保険法とは?

労働者災害補償保険法とは、労働基準法の「災害補償」の規定に関する保険です。
労働基準法では、労働者が仕事中に怪我した場合などは、使用者の責任で補償しなければならないと定められていますが、事業主に補償するだけの資力がない場合は、労働者は「泣き寝入り」になってしまう可能性があります。

そこで、事業主は保険者(政府)に保険料を納めることにより、万が一労働者が怪我をしたときは、その保険者が必要な給付を行うことにより労働者を保護することができるようになります。

■労働者災害補償保険法のしくみを理解する

上記1の内容を頭に入れてから、しくみを理解していきます。

例えば
保険者 →責任を持って運営するので政府
被保険者 →保護されるのは労働者
保険料 →事業主の責任を担保する保険なので全額会社負担
保険給付 →怪我して働けないときなどいろいろな事態を想定して保険給付が定められている
というように、理解していきます。

まず、テキストは通読し全体象を把握してから、社会保険労務士試験の本試験レベル問題を解くことにより知識を増やしていきます。

■業務災害と通勤災害について理解する

まず、業務災害と通勤災害の定義について理解してから、事例問題をみてそのどちらに該当するのか判断する練習を繰り返します。

まずテキストに載っている事例で定義のどの部分に該当するのか理解し、その後は過去問・問題集で訓練していきます。

■一番重要なのは保険給付

「怪我した場合」、「死亡した場合」、「怪我等により働けなくなった場合」といったようにそれぞれの事由に応じた保険給付とその要件があるので、しっかり理解していきます。
給付の内容とその要件、手続き方法についてまとめると理解しやすいと思います。

まとめる時間を節約したい場合は労働基準監督署等においてあるパンフレットをもらってきて読むとわかりやすく書いてあるので理解しやすいと思います。(それにタダで貰えるメリットもあります。)

■特別加入について

労働者災害補償保険は、労働者については強制加入の保険ですが、反対に事業主など労働者でない者は原則として加入することができません。

しかし、一定の要件を満たすことにより任意で労働者災害補償保険に加入できる場合はあり、それを特別加入といいます。

その要件と手続き方法について理解しておく必要があります。
こちらも労働基準監督署等にパンフレットがおいてると思います。

  

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