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トップページ > 過去問研究室(厚生年金保険法)> 平成19年厚年-第8問(任意単独被保険者) | |||||
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任意単独被保険者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (A)任意単独被保険者となるためには、事業主の同意が必要である。 (B)任意単独被保険者は、厚生労働大臣の認可があった日に、被保険者の資格を取得する。(一部改正) (C)事業主は、任意単独被保険者の保険料の2分の1を負担する。 (D)任意単独被保険者は、厚生労働大臣の認可を受けて、被保険者の資格を喪失することができる。(一部改正) (E)任意単独被保険者となることができるのは、適用事業所以外の事業所に使用される65才未満の者に限られる。
(A)正解 法10条2項 適用事業所でない事業所に勤務する者についても厚生労働大臣の認可を受けることにより、任意で単独に厚生年金保険の被保険者となることができるが、この認可を受けるためには事業主の同意が必要である。(事業主に保険料の半額負担及び納付義務等が課されることになるため) よって、問題文は正解となる。 (B)正解 法13条2項 任意単独被保険者は厚生労働大臣の認可があった日に被保険者資格を取得することとされている。 よって、問題文は正解となる。 (C)正解 法27条、法82条1項 事業主は任意単独被保険者の保険料の半額を負担することになっている。(このために任意単独被保険者の認可の要件に事業主の同意が必要となっている。) よって、問題文は正解となる。 (D)正解 法11条 任意単独被保険者は厚生労働大臣の認可を受けて被保険者資格を喪失することができる。 よって問題文は正解となる。 (E)誤り 法10条1項 任意単独被保険者となることができるのは適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の者である。 よって、「65歳未満」とした問題文は誤りとなる。 なお、70歳に到達した後も老齢基礎年金等の受給権を有しない者については、適用事業所以外の事業所に使用されている場合であっても、事業主の同意を得て、厚生労働大臣の認可を受けることにより、被保険者となることができる。(法附則4条の5) |
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