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■社会保険労務士試験合格体験記(番外編)




■行政書士試験の合格体験記

行政書士試験の受験を思い立ったのは、社会保険労務士試験合格後に、社会保険労務士登録をし、実務をするようになったときに、労働契約や会社の役員関係の問題について、いまいち理解できていなかったので、民法・商法の勉強を始めようと思ったことがきっかけです。

そして、同じ勉強するのなら、漫然と本を読むより資格試験を受けた方がモチベーションアップにいいかと思ったからです。

でも実は、本屋に行ったところ、どんな本を購入すればいいのかわからずに民法の基本書(内田民法)を買ってしまい、最初から読んだんですが何のことかわけが分からずに断念したのが本音です。(基本書はいまでも本棚の飾りです。)

その後、いろいろ調べた結果、法律系の国家試験である司法書士にするか、行政書士にするかで迷ったんですが、「司法書士と社会保険労務士」のダブルライセンスと「行政書士と社会保険労務士」のダブルライセンスをイメージしたときに「行政書士と社会保険労務士」の方がプラスになりそうな気がしたので平成16年1月に行政書士試験の受験を決意しました。

それに司法書士を選択した場合はかなり時間がかかりそうだと思ったのもあります。(笑)

行政書士試験の受験を決意した後、勉強方法は、とりあえず独学でスタートすることにしました。

即効で本屋に直行し、行政書士受験関係のところで、よさそうな基本書(うかるぞ行政書士)と過去問題(東京法経学院のやつ)を買ってきて、気合を入れて読みはじめました。

まずは、憲法からスタートして、民法、行政法の順に読んでいきましたが、なかなか理解できません。

それは、おそらく法学を体系的に勉強したことがなかったために、それぞれの法律がどのようなしくみになっているか分からなかったからだと思います。

そこで、再度本屋に行き、司法試験の講師である柴田先生が書かれている「生講義シリーズの憲法・民法・商法」とその当時の試験委員だった石川先生が書かれている「プロゼミ行政法」を購入し、1月中に読破しました。

各法律のアウトラインが分かってきたので、過去問題を解きながら知識を補充し、あと公務員試験の過去問題にまで手を広げて法律科目について対策していきました。

その後、6月からは一般教養対策として大学受験用の漢字問題集と現代文の問題集を購入し毎日少しずつ解いていきました。

それが終わったあとは、社会情勢についての問題集を買ってきてどんどん解きながら覚えていきました。

そして8月に入ると基本書でこまかい内容を確認しながら、市販されている模擬試験問題集を手に入る分ほとんどすべて購入しガンガン解いていき、間違ったところをノートに書き出して覚えるということを繰り返していきました。

そして10月の直前期には、間違いノートのチェックと記述式問題集を解くことを繰り返しました。

最後の仕上げは、基本書の最後にあった「用語索引」をみながら説明を思い出す訓練をし、本試験を受験しました。

前年の問題が難しかったので、法令科目・記述式科目については簡単に感じられましたが、一般教養問題はなかなか難しい問題が多く苦戦しましたが、運にも恵まれ何とか合格することができました。

そして、約10ヵ月の受験生生活が終わりました。

今はまだ登録していませんが、苦労して取得した試験なので、近い将来に登録して実務家への道を歩みたいと思います。

 

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