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■社会保険労務士試験合格体験記




■平成13年合格・管理人の場合

社会保険労務士試験の受験を決意したのが平成12年2月頃で、試験の内容、科目についても全くわからず、とりあえず新聞に広告がでていた「日本通信教育連盟?(注:現在はユーキャンの社会保険労務士講座)です。」の通信講座を申込みました。

3月に教材が届き、中をみてびっくり、なんと教科書が10冊も入っており、毎月添削課題を提出しなければなりませんでした。

この教材の分量を見た時にすでにやる気を無くしてしまっていたのですが、「まあ教科書全部丸暗記すれば大丈夫だろう。」と考え、訳もわからず最初の科目である「労働基準法」を丸暗記しようと試みました。

もちろん丸暗記などできるはずもなく、添削課題を教科書を見ながら適当に書いて提出しておきました。

もちろん成績は超優秀です。(教科書みながらやったことがバレるといけないので、3問ほどわざと間違え90点代を獲得する念の入れようでした。)

それでも3科目(労災保険法)をすぎるころから面倒くさくなり、添削課題もほっておきました。

ちなみに、平成12年8月の社会保険労務士試験は結局受験しません(願書もだしていません)でした。

添削をサボっていると、通信教育連盟の事務局から「通信教育のサポートは平成13年の本試験までです。添削課題が提出されてませんので、がんばってください。」といった内容のお手紙が届きました。

そのころ、勤務先の産業医の先生に紹介されて異業種交流会に参加させてもらうようになり、専門職として働いている人が、いきいきとしているのに憧れ、自分も資格を取得しようと思うようになってきました。

平成13年1月にたまたま書店で「カリスマ受験講師の「考える力」をつける本―記憶力・読解力から論理力まで、最大の効果を生む勉強法!」という書籍を見つけ、読んでみると合理的な勉強法について記載されていました。

そして、勉強法を研究するために、いろいろな本を読みモチベーションもあがってきたので、眠っていた社会保険労務士試験の通信教材をひっぱりだしてきて8月の本試験を目指して勉強を開始しました。

勉強法の本から択一試験の場合は、問題を解きまくり問題ごとのパターンを覚えてしまうことが有効だと思いましたので、平成13年1月からの勉強方法は、次のような方法で進めていきました。

まず、過去問でどのような問題が出題されているのか研究するために、過去問で問われている肢について教科書のどの部分に記載されているか探しだし、その部分にマーカーを入れていく。(結構同じ箇所から出題されていることに気づくと思います。)

次にテキストを通読します。マーカー部分については暗記せずに、しくみを理解するようにし決して無理に覚えようとしないように心がけました。その他の部分は流して読んでいきました。

一般常識を除く主要科目の通読が終了したら、次に問題を解きながら知識を補充していくために1問1答式の問題集(私は社労士合格のツボ択一対策 平成20年度版 (2008) (社労士ナンバーワンシリーズ)(当時使用したのは2001年版)を使用しました。)を解きまくります。

毎日科目を決め、その日はその科目の問題が終了したら勉強は終わりと決めて解いていきました。

その後(4月の終わり頃)に一般常識の勉強に取りかかりました。

一般常識については足きりを下回らないように最低の点数だけをとれるように心がけ、労働経済の細かい数字は無視して、法令科目を中心にテキストを読み込んでいきました。(一般常識の法令問題はひねっている問題が少ないように思います。ようするに知っていれば正解できるが知らなければアウトという感じです。)

あと一般常識についても問題を解きながら知識を補充していくために「一般常識対策150問」(今は出版されていないようです。)という問題集を利用しました。

※同じ著者の先生が違う出版社で一般常識対策の問題集を発売しています。
社労士試験 完全マスター一般常識〈18年受験用〉 (なぜか平成19年以降は改改訂されていませんね。)

なお、労務管理用語については、単語カードを買ってきて教科書にでている用語を書き出し、空き時間を利用して覚えていきました。

6月からは、いろいろな出版社からでている自宅模擬試験形式の問題集をかたっぱしから購入し、時間を計って解いていきました。
そこで間違った問題と解説をノートに書き出し、覚えるべきところをそのノートから単語カードに書き出し、覚えていきました。

本試験当日は、問題を解く練習を繰り返していたおかげで、退出可能時間までに見直しまで終了し、退出可能時間と同時に退出しました。
翌日、各予備校の速報で答えあわせをして合格を確信しました。

そして、平成13年11月の合格発表で合格を確認し、私の社会保険労務士試験は終了しました。

 

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